ライターになりたい人は今後の動向に気をつけて!より難しい時代に突入!
作成日
更新日 2018/03/28
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こんにちは、Tamakoです。
最近インターネット界隈の風向きが変わってきたことを強く感じております。
移り変わりの激しいネット業界ですが動向が不安定です。よくもわるくも変化を実感されている方は多いのではないでしょうか。
ネット業界の動向も踏まえ、今後必要とされるライターとはどんな人か?についてお話します。
目次
変化のきっかけはWELQ問題、激震がはしる

やはりWELQの話を抜きには語れません。
以前から少しづつ問題視はされていたのですがそれにしても衝撃的な事件でした。
簡単にいうと、人の命に関わるような健康関連のキーワードで、内容が不適切な記事をSEO対策をして作為的に検索の上位にあげていました。
「死にたい」というキーワードで転職のアフィリエイトへ誘導したり、肩コリが霊的なものと書いていたり、かなり不適切だったと思います。
そしてただ悪質な記事というだけでなく、実際にWELOの記事を信じて、健康被害に合われている方もいたため大問題となったのです。
記者会見まで開き、WELOの経営陣が謝罪する事態となったのですが、それで終わりではありません。業界に大きな影を落とすことになりました。
WELQの問題をうけてリクルートやサイバーエージェントなどのキューレーションメディアが、自発的に記事を非公開にするなど運営の大きな方向転換をよぎなくされています。
そして静観していたGoogleまでもが動きだしました。
2017年2月3日GoogleはWELQ対策ともいえるアップデートをうちだしました。
これにより、より質の悪いサイトの順位を下げる対策がとられ、軒並みキュレーションサイトが順位を落としました。
WELQ問題の余波は今後も続いていくでしょう。
WEBの闇をあぶりだしたWELQ、被害はユーザーだけではなくライターにまで及ぶ
WELQはWEBの闇をあぶりだしまいました。
それはインターネット界の「倫理」が問われることになったからです。
もともと「死にたい」などのネガティブキーワードは、世にいうアフィリエイターさんたちもアクセスがどんなにあっても避けていたワードです。それは人として良心の問題だからです。それを大手であるWELQが突っ込んでしまった。
儲けるためならユーザーを犠牲にしてもいいのでしょうか?
被害はそれだけではありません。
WELQではよそから記事をコピペしたり、画像を盗用したり、出典元を明記してなかったりと、大切に記事を書かれた著者をないがしろにしました。作者の尊重を軽視したのです。
対岸の火事ではない、フリーランスは自分で自分を守ることを忘れずに
そして最終的に問題の矛先は記事を書いたライターさんにまで及んでいます。
というのもWELQは当初は「ユーザーが自由に投稿するスタンスのプラットホームなのでうちは関係ない、責任は負わない」というスタンスをとっていました。
しかしフタを開けてみるとクラウドワークスなどで集めたれたライターさんがほとんどで、キーワードの指定の指定やマニュアルがあり、一日に100記事にも及ぶ大量の記事が投入されていました。管理もかなり雑でコピペ、画像盗用しまくりだったのです。
今回のWELQでは大きな企業ということもあり、ある程度真相が明るみになりましたが、心配なのがこのようなことが今後も起こりえるということです。
会社側に指示されてしたことも、「うちは関係ない、ライターが勝手にやったことだから」といわれる可能性があります。
本来なら発注者と受注者は対等な立場のはずなのですが、圧倒的に仕事を受ける側が弱いのです。
今回はたまたまライターさんの話になっただけで、ライターだろうがWEBデザイナーだろうが、フリーランスの人は特に注意が必要でしょう。
本気で今後のライティング業を考えるなら断る勇気も必要
発注者側の企業の指示がおかしいと感じるなら仕事をお断りすることも考えた方がよいでしょう。
もちろんしぶる気持ちもよくわかりますよ。
せっかく手に入れた仕事です。少しでも家計の足しになる、安定した収入になる、そう考えたら断るのをためらって当然です。
しかし将来的な自分のキャリアをつぶしてしまうことになりかねません。
少しでも力をつけて、怪しいと思う企業とはお付き合いをしないのが一番です。
今後ライターはより専門性が重視される

話はちょっと変わりますが、WELQ問題とは別に、今年に入ってgoogleの大きなアップデートがありました。
フレッドアップデートと呼ばれ、今だに検索順位が不安定な状態で大きな話題になっています。
なぜそんな大騒ぎになっているかというと、アップデートの内容や法則がイマイチわからないからです。
「ブラックは飛んでもホワイトは飛ばない」というのが定説でしたが、ホワイトなサイトでも順位が急に下がったり、今までにないことが起こっています。
・過剰な広告がある
・記事の質が悪い
などが原因ともいわれていますが、よく分かってません。
ただひとつだけいえることがあります。
今後より質の高いコンテンツが求められるということです。
そのためライターさんは「これだけは誰にもまけない」といえる専門分野を持つことが必要になってきます。
専門分野はどうやって見つければいいの?
やはり自分が好きなことが一番入りやすいです。
ゲームが好きとか、ファッションが好きとか、AKBが好きとか、書きやすいですよね。好きなことは記事に対する熱量がちがうのでいいコンテンツが書きやすいです。
あと今までの仕事で覚えたことを生かすという手もあります。
私のお友達はファイナンシャルプラナンナーなのですが、人生設計の専門家の記事なんて希少価値が高まりますよね。
「私には希少価値がある情報はない」と思うかもしれませんが、事務でも営業でもその業界でしかわからないこと、知らないことがあるはずです。
自分は知っているけど、一般の人はあまり知らないことを探してみると面白いかもしれません。
他には最先端の分野というのも他の人と差をつけやすいです。
私は時々クラウドソーシングなどから、IT関連の記事を書きませんかと依頼があります。
・人工知能について
・ドローンについて
・Iotについて
などなど、どれもプログラミングの最先端の技術や分野についての依頼です。
なので新しい技術や分野というのは狙い目だと思います。
まとめ
端的にまとめます。
・不信感のある企業とは付き合わない
・SEOなどWEBの動向に注意する
・自分の得意な分野、専門的な分野をもつ、開拓する
これからもインターネットの世界はどんどん変わっていくことでしょう。
先がみえないからこそ、今できることを一生懸命しようと思います。
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